《信仰の対象》
かれこれ10年以上も昔に
描いたものです
「恋」をしていた頃の作品です

きらめく硝子の闇の中に
彼はいる

全ての慈愛と
裏切りを
その両腕に掻き抱き
甘い囁きと抱擁で
天国の扉へと私を誘う

けれど
そのすべては
冷たくて硬い
美しくて脆い硝子細工の向こう